桜の便りに心浮き立つ季節。
いよいよ新学期がスタートします。
進級・進学にあたり、子ども達も期待と不安が入り混じった複雑な気持ちを抱えていることでしょう。
あなたは、好調なスタートを切る為に、何に気をつけていらっしゃいますか?
わたくしは、普段以上に子ども達の声に耳を傾けるようにしています。
それが大人のわたくしにとっては、取るに足らないようなことであっても、後になって大切なメッセージであるかも知れないからです。
では、どうやって耳を傾けるか?
まずは、食事や入浴、就寝時など、とにかく一緒に過ごす時間を作ることです。
高校生になる息子とは、わたくし一人の努力で時間を作ることは出来にくくなっていますので、彼が話をしてきた時を捉えるようにしています。
思春期以降の男の子がなかなか話をしない・・・という親御さんの嘆きをよく聞きますが、それは本当に話をしないのか?それとも親が知りたい話をしないのか?という見極めが大切です。
人は、自分のことを話したいもの。子どもとなれば親が知りたい話をしよう!などと選別をするはずもありません。
子ども達がしたい話を最後まで聴くことで、十分に受け容れてもらえたという安心感を与えることが出来るのです。じっくりしっかりと聴き続けた後に、わたくし達が知りたい話を尋ねてみましょう。
但し、急いではいけません。
今まで聴いてこなかったのであれば、彼らのハートは閉じているでしょうから。
でも、諦めてもいけません。
あなたが変われば、子どもも変わるのですから。