お気づきの方がいらっしゃるか分からないが、このコラムは、月の満ち欠けに合わせて更新している。昨夜、「明日は新月だから、書かなくちゃ」と思い、PCに向かったが、聊か疲れていたので、布団に入ってしまった。おかげで今朝は、早くから家事・用事を済ませることが出来、気持ちのいいお日様の下を歩き、快適なスタートを切ることが出来た。
あなたなら、こういう時に、どうなさいますか。どういう考えが頭をよぎりますか。
仕事だから、今日が約束の日だから、と、疲れた体と重い心に鞭打って頑張る方が多いのではないかと思う。その結果、翌朝、ますます重くなった体と心をひきずるように起き、1日を鬱々と過ごす・・・とまではいかなくても、仕事を終えたという達成感と引き換えに、失っているものもあるのでは?
「この世で、自分に寄り添えるのは、自分自身だけ」とは、私がクラスやセッション、ワークショップその他友人知人にも、よく伝えている言葉。
「自分を大事に」という言葉が一人歩きしてしまい、本当に大事にしているかと、具体的に訊いてみると、その実、ないがしろにしていることに気づくクライアントの方々に、私も驚くことがある。
あなたに、質問を2つ。
あなたにとって「あなた自身を大事にする」とは、具体的にどんなことでしょうか。どんな行動、言動をとると、「あー、自分を大事にしている」と思えるでしょうか。
私たちは、自分自身のことを理解していないことがある。
「まず初めに自分ありき」
自分が何を感じ、何を望んでいるのか。それを知り、行動することが、自分自身を愛し、慈しむことにつながると思う。私たちは、もう十分過ぎるほどに、自分を律してきたのだから、そろそろ、子供のように、好きなことや心地いいことを選択して生きてもいいのではないか。
愛とは・・・・・?
あなたにとって「愛」って、自分を愛するとは、どういうことですか?