カップル文化が浸透していない日本でも、クリスマスは一緒に過ごす異性のパートナーがいないと何となく寂しい気がするもの・・・なのでしょうか。
ウキウキするような街のムード、喜んで貰えるプレゼントや「二人で過ごす人達」向けの情報が12月になるとあふれ出します。自分には、プレゼントを渡す相手がいない、共に楽しむパートナーがいないことを殊更感じてしまう、そんな季節なのでしょうか。
大人のパートナーがいないクリスマスを迎えて4回目になります。先に書いたことは、実は今年クリスマスが近づくにつれて感じた私の心境でした。「寂しい」という程ではないけれど、何となく・・・・・。ついこの間までは、今はパートナーなんて考えられない、と思っていたのに、どうしてかしら?とその訳を知りたくてあれこれ考え、自分を見つめてみると、なるほど納得。
組織に所属せずにSOHOスタイルでの仕事を始めて4年。シングルマザーになって丸3年。人一倍コミュニケーションをとりたい私なのに、それが欠けていたのです。ニーズが満たされていない状態とは、正にこのこと。更に、メールというシステムがそこに拍車をかけました。時間や相手の都合を気遣わずに済むこのシステムのおかげで、直接的なコミュニケーションが減ったのです。
相手の感情を感じる・・・ある種のエネルギーの交換が私にとってとても重要だったことに気づきました。
自分のための時間を作り、向き合うことと同様に、人と関わることを通して自分自身を成長させていくことも大切です。そのバランスを上手にとる必要があると思い、今は、出来るだけ人と会ったり電話をしたりといったことを積極的にしています。おかげで「寂しい」と感じることは、殆どなくなりました。
ニーズを満たすことは、即ち自分自身を大事にすることです。毎日の暮らしを自分らしく生きる為に、何を必要としているのかを改めて知り、正にクリスマスのギフトを頂いた気持ちです。
今年のクリスマスも大人のパートナーなしで、迎えます。最高の笑顔で子供たちと過ごしたいと思っています。
Merry Christmas!